ぼっち慶應生のブログ

早慶7学部合格した時の勉強の記録やぼっちから見た慶應の実態などを投稿しますので、ぜひ役立ててください。

早慶合格者がお伝えする「浪人」に関する注意点と成功のコツ(受験生向け編)

 浪人について(受験生向け)

こんにちは。

この時期予備校や家族の間でトークテーマになりがちな「浪人」について、受験生向け、親御さん向けそれぞれの観点でお話しようと思います。今回は受験生向けです。

私自身浪人を経験し、3年間塾講師として多くの生徒を見てきた上で、「浪人」のあり方についてお話します。

 受験生に向けた浪人の注意点

やはり大学入試とは厳しいもので、不本意に終わってしまうケースが当たり前です。そこで頭をよぎるのが「浪人」。つまり大学入試の再チャレンジであります。

注意点①ー浪人すれば必ず受かるわけではない

浪人するか悩んでいる、もしくは浪人を決定した方々の現状として、「現役に大学の合格を入手できなかった」、もしくは「合格は手にしたけれども入学したい大学がなかった。」という方がほとんどだと思います。

率直にいうと、「浪人しても受かる保証はない」というのは紛れもなく事実です。

私の周り(友達、生徒)で浪人をして第一志望に受かった人は体感でも1割にも満たないのが現実です。

「時間が解決してくれるだろう」と考えて浪人するのは、落ちる危険性大です。今ギクッとしたそこのあなたは、今一度考え直してみてください。

注意点②ー浪人はお金がかかる

浪人するには、お金がかかります。具体的には、参考書代、予備校に行く人は予備校代、受験料、ご飯代、移動費、etc、、、

おそらく予備校に通ったら合計200万円以上かかるでしょう。

また、考え方によっては就職が一年遅れるので生涯年収が一年分消滅するとも言われることが多いです。

何が言いたいかというと、それくらいの覚悟と、出資者(ほとんどの方は親御さんかと思います)への感謝をして欲しいということです。

浪人という身分を「当たり前の環境」と捉えて欲しくないのです。「与えてもらっている環境」という自覚を持っていて欲しいのです。

浪人生活を成功させるために必要な考え方

浪人成功に必要な考え方①ー「どれだけ自分との約束を守れたか」

「自分との約束」とはどのようなものかというと、例えば「10時から勉強開始しよう」とか、「今日は英単語をここまで暗記しよう」と言ったようなものです。浪人生活を成功させた自分や生徒をみていると、こういう「自分との約束」の遵守率が非常に高いのです。これは、勉強の”量”を確保するために必要なことです。

浪人成功に必要な考え方②ー「どれだけ上手く自分と約束を交わせるか」

また、浪人成功する人は、遵守率が高いだけでなく、だんだんと「約束の仕方」が上手くなってきます。例えば、「演習したら古典の助動詞の訳し方が弱かったから助動詞の訳出を来週までにできるようにする」と言ったように、自己分析、課題摘出、課題解決方法の立案、実行にかかる時間の見極めが上手くなってきます。

この「約束の仕方」は勉強の”質”の向上に直結するでしょう。

 

終わりに

いかがだったでしょうか。

浪人の厳しさ、費用はかなり大きなものです。それを踏まえても浪人をするという方には、ぜひ成功させるための考え方を参考に1年間頑張って欲しいと思います。私はあなたの味方です。

次回は親御さん向けも記事を書いてみようと思います。ご閲覧ありがとうございました。