早慶合格者がお伝えする「浪人」に関する注意点と成功のコツ(受験生向け編)
浪人について(受験生向け)
こんにちは。
この時期予備校や家族の間でトークテーマになりがちな「浪人」について、受験生向け、親御さん向けそれぞれの観点でお話しようと思います。今回は受験生向けです。
私自身浪人を経験し、3年間塾講師として多くの生徒を見てきた上で、「浪人」のあり方についてお話します。
受験生に向けた浪人の注意点
やはり大学入試とは厳しいもので、不本意に終わってしまうケースが当たり前です。そこで頭をよぎるのが「浪人」。つまり大学入試の再チャレンジであります。
注意点①ー浪人すれば必ず受かるわけではない
浪人するか悩んでいる、もしくは浪人を決定した方々の現状として、「現役に大学の合格を入手できなかった」、もしくは「合格は手にしたけれども入学したい大学がなかった。」という方がほとんどだと思います。
率直にいうと、「浪人しても受かる保証はない」というのは紛れもなく事実です。
私の周り(友達、生徒)で浪人をして第一志望に受かった人は体感でも1割にも満たないのが現実です。
「時間が解決してくれるだろう」と考えて浪人するのは、落ちる危険性大です。今ギクッとしたそこのあなたは、今一度考え直してみてください。
注意点②ー浪人はお金がかかる
浪人するには、お金がかかります。具体的には、参考書代、予備校に行く人は予備校代、受験料、ご飯代、移動費、etc、、、
おそらく予備校に通ったら合計200万円以上かかるでしょう。
また、考え方によっては就職が一年遅れるので生涯年収が一年分消滅するとも言われることが多いです。
何が言いたいかというと、それくらいの覚悟と、出資者(ほとんどの方は親御さんかと思います)への感謝をして欲しいということです。
浪人という身分を「当たり前の環境」と捉えて欲しくないのです。「与えてもらっている環境」という自覚を持っていて欲しいのです。
浪人生活を成功させるために必要な考え方
浪人成功に必要な考え方①ー「どれだけ自分との約束を守れたか」
「自分との約束」とはどのようなものかというと、例えば「10時から勉強開始しよう」とか、「今日は英単語をここまで暗記しよう」と言ったようなものです。浪人生活を成功させた自分や生徒をみていると、こういう「自分との約束」の遵守率が非常に高いのです。これは、勉強の”量”を確保するために必要なことです。
浪人成功に必要な考え方②ー「どれだけ上手く自分と約束を交わせるか」
また、浪人成功する人は、遵守率が高いだけでなく、だんだんと「約束の仕方」が上手くなってきます。例えば、「演習したら古典の助動詞の訳し方が弱かったから助動詞の訳出を来週までにできるようにする」と言ったように、自己分析、課題摘出、課題解決方法の立案、実行にかかる時間の見極めが上手くなってきます。
この「約束の仕方」は勉強の”質”の向上に直結するでしょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。
浪人の厳しさ、費用はかなり大きなものです。それを踏まえても浪人をするという方には、ぜひ成功させるための考え方を参考に1年間頑張って欲しいと思います。私はあなたの味方です。
次回は親御さん向けも記事を書いてみようと思います。ご閲覧ありがとうございました。
ぼっち慶應生かつ塾講師の自己紹介
自己紹介
ぼっち慶應生タカシのプロフィール
はじめに
こんにちは。
そして始めまして。ぼっち慶應生のタカシです。
ざっくり自己紹介します。
現在慶應義塾大学経済学部3年で、かなりのぼっちやらせてもらってます。
どれくらいぼっちなの?
どれくらいぼっちかと言うと、大学に友達がいなさすぎて、3年生の間一度もキャンパスに足を踏み入れず、他の慶應生とラインなども全くしなかったというくらいにはボッチです。
「大学」という施設を最も有効活用していない慶應生ランキングでは学部、いや学年トップクラスである自負があります。(全くもって誇れることではないですね。)
塾講師のアルバイト
私は、大学3年間唯一打ち込んだことがとある予備校の塾講師のアルバイトです。
予備校名は今のところお伝えするのは控えさせていただきますが、おそらく知っている方も多いと思われる個別指導塾です。
そこでは多くはありませんが、大切な友達もでき、重要な所属コミュニティの1つであります。
全国1位講師になった件
大学1年生から3年生まで続けてきた塾講師ですが、ある日私は全国のその予備校の中で最も多くの生徒の成績を上げた講師として表彰されました。
なぜ私がブログを始めようと思ったか?
理由1:暇だから
ぼっち大学生には大量の「自由時間」があります。なぜかというと、友達に遊びや飲み会に誘われたりすることもなければ、LINEを返信することもない、いわゆる高等遊民だからです。
したがって、もしこのブログを読んでいる方が気になる情報があれば、そのニーズに素早く反応し、記事を書く「読者密着型ブログ」の実現が可能であると考えたのが1つ目の理由です。
理由2:「ぼっち慶應生」がなかなかいない
「ぼっち大学生」という発信者が増えているネットの世界において、慶應生があまりいないような気がしたんです。(私の調査不足かもしれませんが、、、)
やはり慶應義塾大学といえば「三田会」と言った「繋がり」を重んじる校風があると言われているようですので、そう言った校風の影響もあるのでしょうか。
希少価値が高い「ぼっち慶應生」だからこそ伝えられる、「ぼっちから見た慶應」をお伝えできたらいいなと思います。
理由3:受験生を応援したい!
クサい見出しになってしまいましたが、きっかけとしてはここがかなり大きいです。
私は、大学受験を2回経験し、塾の講師として3年間働き、大学に行かなさすぎて全国1位の講師となってしまった身としては、日本全国の中でも、大学受験に深く長く関わっているほうではないかと考えております。
その経験の中で伝えられることをお伝えし、少しでも受験生の成績をあげられたら私も嬉しく思います。
私の大学受験
私の大学受験は現役、浪人共に小論文以外の科目は全て参考書学習です。
※ここから大学受験の合否結果という非常にナイーブな話題に入りますので、そう言った話題が苦手な方はご注意ください。
現役時代(高3)ー使用科目(英語・現代文・政治経済・小論文)
私が現役時代の受験の戦績は
という具合でした。なぜ浪人を決意したかなどはまた後日記事を書きたいと思います。
浪人時代ー使用科目(英語・現古漢・世界史・小論文)
浪人時代は、
- 早稲田大学政治経済学部○
- 早稲田大学商学部○
- 早稲田大学教育学部○
- 早稲田大学社会学部○
- 慶應義塾大学経済学部○
- 慶應義塾大学商学部○
- 慶應義塾大学総合政策学部○
- 慶應義塾大学環境情報学部●
- 上智大学経済学部○
- 明治大学政治経済学部○
- 東京理科大学経営学部○
(合格は○、不合格は●)
自分でも結構頑張ったとは思いますが、合格発表の期間は「こんなに合格できたんだ」と正直かなり驚きました。
おわりに
これからの方針
今後は、
①私の受験生としての経験や、塾講師としての経験を通して得た受験に関する主観的、客観的双方からの情報と言った大学受験勉強に関する記事
②大学ぼっちから見た大学生活や就職活動に関する記事
の2本軸で進めて行こうかなと思っております。
長々と拙い記事にも関わらず、閲覧していただいた方々、あなたたちは私の宝であり家族です。これからも私という人間に添い遂げてくださると嬉しいです。